■品種の特徴
「暖地さくらんぼ」は耐病性が高く、１本の木で実る（自家結実性あり）ことから初心者でも育てやすい品種のさくらんぼです。桜と同様にお花見も楽しめます。
果実の大きさ |
平均糖度 |
収穫時期 |
果実の用途 |
開花時期 |
芽吹き時期 |
|---|---|---|---|---|---|
小果（4～5g） |
甘い(12～13度） |
5月上旬～中旬 |
生食 |
3月頃 |
4月中旬～5月初旬 |
自家結実性 |
植栽適地 |
日照条件 |
樹高 |
葉張り |
仕立て方 |
|---|---|---|---|---|---|
あり（１本で実る） |
東北～中国・九州 |
日なた |
1.5ｍ |
4ｍ |
エスパリエ |
◆暖地さくらんぼの育て方
【剪定方法】
【植え付け・用土】
12月～3月頃が植え付け適期です。芽吹いた苗を植える際は根を崩さずに植えてください。
土質は特に選びませんが水はけの良いやや乾燥した土を好みます。過湿が苦手なので鉢植えでの栽培では落葉時期の水の与えすぎは注意してください。日当たりを好みますが西日が苦手です。
【肥料】
12月～2月頃に有機質肥料を与えます。収穫後と3月頃に速効性肥料を与えます。
【暖地さくらんぼの防除暦】
月 |
旬 |
生育状況 |
対象病害虫 |
薬剤 |
倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
３ |
中 |
|
炭疸病 |
石灰硫黄合剤 |
20 |
6
|
下
|
収穫後 |
灰星病・炭疸病・褐色せん孔病 |
オーソサイド水和剤80 など許可農薬 |
800 |
|
ハマキムシ類・ケムシ類 |
エクシレルSEなど許可農薬 |
2,500 |
||
9 |
上 |
|
褐色せん孔病・灰星病・炭疸病 |
チウラムフロアブル など許可農薬 |
500 |
平成29年3月2日現在
